中学生コースの基本方針

中学生が塾へ通うことの目的は「志望高校に合格すること」と考えます。
そのため明倫では、志望校合格に必要な学力を越えるため、可能であれば一つ高いレベルの高校を目標とするよう指導を行っています。
この目標に向かい、各学年に様々な仕組みやイベントを用意しておりますが、ここでは各学年共通の次に示す内容をご案内いたします。各学年別に実施される授業やイベントについては、下のリンクから学年別コースをご覧ください。

クラス編成

明倫では、入塾時に申請していただいた志望校やお子様の学力等を考慮して、クラス編成を行っております。クラス編成は、コースによって異なります。

1年間の構成

明倫では、各学年とも1年間を通常授業期間、テスト対策期間と期間講習に分け、トータルで志望校合格と学校成績の向上を目指します。

通常授業

中1・2年の通常授業では、現在の公立高校受験で重視される定期テストに良い成果を残すことを目的とします。そこで、学校における授業の進み方に出来得る限り沿ったうえで、時間をかけるべき単元や、入試に出やすい内容はじっくりと丁寧に授業を進めます。
中学3年は受験の年。定期テストと入試に向けた実力テストの両立を目標とした授業を行います。さらに、中学生活最後になる10月以降の定期テスト終了後は、受験に特化していくために、明倫で実施される受験対策イベントと並行して授業をすすめ、12月までに教科書内容を修了します。

定期テスト対策授業

現在の県立高校入試においては、内申点によって合格に必要な学力試験の得点が大きく変わります。そのため、内申に影響する定期テストは非常に重要です。明倫では、各定期テスト直前の時期に、対策教材中心の授業を展開いたします。

期間講習会

明倫では、年間3回の期間講習会を実施しております。概略は次の通りですが、詳細については講習会開始前に開設される各期間講習のページを参照して下さい。
 明倫・春塾 [ 3月~4月 ]
本当の学力は、学校や塾の授業を受け、1度問題を解いただけで身につくものではありません。きちんと理解出来るまで、繰り返し学習することが重要です。明倫春塾中学生コースでは、1学期の中間テストまでの内容を予習しながら、家庭での学習を含めた学習法の提案をおこないます。
 明倫・夏塾 [ 7月~8月 ]
1年で最も長い休暇期間の夏休み。この期間をどう過ごすかによって2学期以降の学力が違ってきます。明倫の夏塾はこの40日間をどう過ごすかに注目し、家庭での学習を含めた夏休み全体のコーディネートを行います。中学3年生は、必修講座とオプション講座があります。
 明倫・冬塾 [ 12月~1月 ]
とても短い冬休み。この貴重な時間を無駄にすることなく、きちんと学習して3学期を迎えましょう。中学3年生にとっては、受験に備えてラストスパートの冬休み。特別なメニューが用意してあります。中学1・2年生にとっては、1年間で最も大事な学年末テストが3学期に控えています。冬休みに1・2学期の重点復習を行い、3学期に備えましょう。

3学年共通の教材

 しっかり言語(国語)
国語の、漢字・熟語・ことば・文学史などを集中学習するための教材です。練習プリントを使用することで、知識事項の定着に必要な問題量を確保しています。
 コンテスト
学習の成果を確認することは必要です。明倫では、別に配付される単語集からの「英語コンテスト」、前出の『しっかり言語』からの「しっかり言語テスト」をそれぞれ実施しています。決められた範囲から出題される問題に挑戦し、各自の努力を確認します。

模擬テスト

明倫では、学校の定期テスト結果や通知票だけでは分かりにくい入試に対する実力を確認すると同時に、志望校を意識した学習を行うため全県規模の模擬テスト(新教研テスト・茨城全県模試)を実施しています。各学年ごとに定期的に実施される模擬テストでは、志望校の合格判定だけでなく、問題ごとに細かい分析が行われた「結果帳票」が個別に出力されます。模擬テストは明倫での受講教科数に関係なく5教科で実施され、成績上位者は校舎内に結果が張り出されます。
 The X-files(ペケファイル)
模擬テストは、結果に一喜一憂するだけでは実力向上に繋がりません。特に、テストで間違えてしまった問題については原因を追及し、理解が不十分にならないよう「解き直し」が重要になります。
そのために明倫が独自に開発したシステムが「The X-files(ペケファイル)」です。「切り貼りシート」等のツールと併用しながら、自分だけの、自分のための最高の参考書を作成し、効果的な弱点対策を行います。なお、何処かで聞いたことのある、今や懐かしくもあるこのシステムの名称は、生徒達が自ら呼び始めた「愛称」をそのまま採用したものです。

面談

 定期面談
受験学年である中3生にとって、学習方法や進路について様々な情報や意見を相談する機会は必要なものです。そのため、4月に生徒さん、6月に保護者の方、そして9月には三者面談を必ず行って、定期的に生徒の皆さん、そして保護者の皆さんとお話をさせていただきご意見を伺っております。また、その際は出来得る限りの助言をさせていただいております。
その他の学年の皆さんとは、毎年度末に三者面談を行なっております。
 模試返却面談
模擬試験は、今までの学習の成果を計るとても大切なものです。模試の結果を活かすことこそが受験で最も重要です。そのため、模試の結果の返却の際は十分な時間をとって面談をし、結果の分析からこれからの学習の設計をしていきます。
時間が必要な場合は、別日に時間をとって面談することもございます。
 希望面談
ご希望がございましたら、随時時間を設けて面談を設定しご相談を承ります。